先端半導体実装技術の分野では、HPCやAIプロセッサを支えるCoWoS型大型インターポーザが注目を集めています。反面、シリコン基板の大型化には歩留まりやコストの壁が存在し、代替材料として「ガラス基板」が注目され始めました。
ガラスは大面積対応や低コスト化に加え、優れた電気特性・寸法安定性を兼ね備えており、次世代パッケージ基板の有力候補として期待されています。さらに注目すべきは、将来の光電融合技術との親和性が考えられる点です。CPO(Co-Packaged Optics)やシリコンフォトニクスなど、光を活用した情報処理・高速通信において、ガラスは光学的透明性や低損失特性を活かせる可能性があり、電気と光を融合した実装基盤としての優位性が期待されています。
一方で、ガラスは脆性材料であるがゆえに「割れ」「欠け」といった加工・信頼性面の課題を抱えており、レーザー加工や表面処理、密着性向上技術など、多方面からの取り組みが進められています。
本フォーラム「Glass Technology, 無限の可能性を探る!」では、ガラス基板メーカー、要素技術を担う装置メーカー、そして先端実装の専門家をお招きし、最新の技術動向と将来展望を多角的に議論します。
多くの皆様のご参加をお待ち申し上げます。
◾️開催日 2025年11月28日(金)
(12:00-12:30 受付)
◾️会場 京都リサーチパーク
・講演会パート 4号館バズホール
・交流会パート 1号館アトリウム
*4号館は「西地区」です
◾️テーマ Glass Technology 無限の可能性を探る!
◾️交流会形式 指定席 着席ビュッフェ
◾️主催 FPDフォーラム
◾️お申込 TBA
◾️申込締切 2025年11月21日(金)
◾️ お問合せ:FPDフォーラム事務局
officemorohan@gmail.com
12:30-12:40 OPENING REMARKS
12:40-13:20 講演-1 八甫谷 昭彦氏(YJCよこはま実装技術コンソーシアム 理事)
「本当に来るのかガラスコアサブストレート・インターポーザー!課題と最新動向」
13:20-13:30 名刺交換・ブレイク
13:30-13:50 講演-2 篠原 友美氏(株式会社ブルックスジャパン代表取締役 / 独LPKF社 日本総代理店)「TGVを超えた先端パッケージのためのディフェクトフリーガラス加工」
13:50-14:00 Q & A
14:00-14:20 講演-3 古川 勝紀氏(株式会社 電子技研 最高技術顧問)「プラズマ表面改質によるガラス基板へのCu密着力向上」
14:20-14:30 Q & A
14:30-14:50 講演-4 周 雨農氏(EFM,關於敍豐企業股份有限公司 業務部「薄型/大型Glass Panel対応縦型装置」(仮題)
14:50-15:00 Q & A
15:00-15:40 講演-5 倉持 悟氏(大日本印刷株式会社FP本部 主席研究員)「DNPのGlass Panel Solutionの提案」(仮題)
15:40-15::50 名刺交換、ブレイク
15:50-16:40 展示出展者Abstract Talk+展示会
16:40-17:00 Closing Remarcs & Wrap-Up
17:00- 写真撮影・交流会場への移動
交流会の終了は19:30を予定しています